上里宇宙科学博 グリーンフラッシュのページ。
日の出の太陽がでる瞬間、又は日没の太陽が消える瞬間だけに見える、謎の光
空気のすんだ所でだけ見える自然現象です。ハワイでは『グリーンフラッシュ』を一緒に見た
恋人同士は一生幸せになるそうです。
太陽光は赤から紫まで、波長の異なる多くの色の合成で白く見えます。波長の異なる光は屈折率が異なり、雨あがりに虹が見えるのはこのためです。赤色は屈折率が低く、紫や緑色は屈折率が高いので、太陽が水平線(地平線)ぎりぎりの時は、波長が短く屈折率の大きい紫や緑色だけが一瞬見えます。これがグリーンフラッシュです。
水平線や地平線近くで温度差が大きい時は、地平線や水平線から離れてもみられるようです。(下図 日の出の榛名山麓の例)
美しい南の島の夕日
久米島(南西諸島)の日没 写真中央↑日没の瞬間。写真では緑ははっきりしない。
双眼鏡で雲間からはっきりとグリーンフラッシュが観察できた。
135mm中望遠(APS)撮影ではわずかにしか緑が確認できないのが残念。
日の出のグリーンフラッシュ
2013年12月冬の榛名山 山麓にて 超望遠レンズにて撮影